参加アーティスト
参加アーティスト
まるみデパート(梶高慎輔・梶高果代)
グラフィックや映像を手がける梶高慎輔と絵や香り作品を制作する梶高果代によるアートユニット。
街や建物に残る記憶や背景を探りながら、そこで得た素材や感覚をもとに制作を行う。朽ちゆくもの、置き去りにされるものなどを制作対象にすることが多く、10年間続く「よるしるべ」の作品にも2度と見られない作品風景も存在する。
2008年にはじめて観音寺を訪れ、商店街のプロジェクトで制作を行う。2010年、旧観音寺南小学校でアーティスト・イン・スクールを実施。2011年「よるしるべ」を企画、実施〜現在まで参加している。
斉藤幹男(さいとうみきお/美術家)
1978年札幌市生まれ。2000年 早稲田大学第二文学部表現芸術学科卒業。2002年 シュテーデル美術大学(フランクフルト、ドイツ)に進学、2007年卒業。マイスターシューレ(博士号)取得。 手描きの絵によるアニメーション、写真、CGなど様々な種類のイメージを組み合わせ、アナログ・デジタル双方の魅力を引き出す映像作品を主に制作し、国内外のギャラリーや美術館等で作品を発表している。 2009年より札幌を拠点とし市民参加型のワークショップ形式の作品制作や音楽家とのコラボレーションも積極的に行っている。
近年参加した主な展覧会
「Tooth Fairy Museum」(A4美術館 成都 中国 2019)…
「よるしるべ」(香川県観音寺市 2018・2019)
「札幌国際芸術祭2017」
「Keelung Ciao」(基隆 台湾 2017)
「パラピリオの森」(京都府舞鶴市 2016)など
永田 壮一郎(⾳楽家)
2002年 個人のプロジェクトとしてKIJIMA SOUND SYSTEMをスタート。 2005年 ビルケンシュトックのホームページ用の楽曲制作。三都市で開催されたスヌーピー展にデザイン会社ドラフトの企画で楽曲制作。早稲田大学第二文学部卒業。2011年 KIJIMA SOUND SYSTEMのファーストフルアルバム「MONO」を発表。2014年 瀬戸内国際芸術祭の一環として観香川県で行われるアートイベント「よるしるべ」に作家として招聘される。2015年 ジャズボーカリスト稲葉照美のアルバム「いまここから」にサウンドプロデューサーとして参加。北海道札幌市のアーティストインスクール事業に招聘され2週間札幌市内の小学校に滞在。2016年 個人名義での活動を開始。グラフィックデザイナー山崎正樹、文化服装…
学院専任講師の澁谷摩耶が中心となって活動するユニット、gabriyolly(ガブリヨリ)がCASE galleryで行う展示会場用の音楽を制作。永田壮一郎名義で上記楽曲のアルバム「gabriyolly : Edit Music for Invisible」の配信をiTunesでスタート。アルバム「BLINK」を制作中。年内に発表予定。 2018年 ニューヨークにて公演&KIJIMA SOUND SYSTEMのセカンドアルバム「HETERO」のレコーディング開始。6月ソロアルバム「Pour K」をリリース。
アサダワタル(⾳楽家・⽂筆家)
1979年⼤阪府出⾝。⾳楽と⾔葉を駆使して、何気ない⽇常に埋もれる「記憶」や「弱さ」に光をあてる。著作に『住み開き』(筑摩書房)、『コミュニティ難⺠のススメ』(⽊楽舎)、CDに『歌景、記譜、⼤和川レコード』(路地と暮らし社)、『Animacy』(SjQ名義、HEADZ)など多数。これまで全国各地で多様なコミュニティを対象にした⾳楽プロジェクトを実施し、北海道ではAISプランニングがコーディネートする「アート体感教室事業(主催:北海道⽂化財団)」「おとどけアート(おとどけアート実⾏委員会)」等のアーティスト・イン・スクールにも多数参加。ドラムを担当する「SjQ/SjQ++」ではアルスエレクトロニカ2013(オーストリア・リンツ市)サウンドアート部⾨にて優秀賞受賞…
⼤阪市⽴⼤学都市研究プラザ特別別研究員、京都精華⼤学⾮常勤講師、博⼠(学術)
槙黄州(まきこうしゅう/陶芸家)
1959年香川県観音寺市に生まれる。
1977年から父・槙啓州に師事し、以後主に粉引、刷毛目、伊羅保などの李朝陶技を習得。1985年香川県三豊郡豊浜町に穴窯を築き、李朝陶技を駆使した作品とあわせて、須恵器をベースにした、オリジナルな炭化焼締の作品を制作し始める。2004年には、香川県(現)三豊市財田町に工房を移転。その後、ドイツのベルリン・ハンブルグ・デュッセルドルフ3都市のギャラリーWOHNEN und KUNST にて展開催。
盛況に終し、ドイツの陶芸専門誌「Keramik Magazin」に掲載される。2008 年からドピカーン観音寺イベントにワークショップ講師として参加。以来、ドピカーン観音寺イベント及びよるしるべに毎年参加している。